皆さまは、“かぜ”をひいたらどの診療科目のお医者さんを訪れるでしょうか。一般的な“かぜ”の症状である、鼻炎、せき、のどの痛み(および発熱)というのは、その症状の場所のとおり耳鼻咽喉科の専門分野です。

耳鼻咽喉科というと何か特殊な病気のみを扱うイメージを持たれる方も多いのですが、皆さまにとって最もポピュラーな症状のひとつである“かぜ”のスペシャリストでもあるのです。

耳鼻咽喉科で“かぜ”の診療を受けられるメリットは、のどや鼻(および鼻水)が実際どのような状態なのか、専門家として正確に見極め、単に投薬するのではなく、お一人おひとりの患部を直接治療する点にあります。

また、かぜに似た、あるいはかぜをきっかけに発病した、別の耳鼻咽喉科領域の病気の発見も容易となります。特に急性中耳炎は、“かぜ”によって、のどや鼻に残った細菌・ウイルスが、耳に入り込むケースが大部分です。「かぜは治りかけだが、耳が痛くなってきた」という、よくある例も、耳鼻咽喉科専門医であれば、みみ・はな・のどをトータルに捉えた素早く正確な対応が可能です。

“かぜ”の諸症状にお悩みの方は、みみ・はな・のどの専門家である耳鼻咽喉科へ、どうぞお気兼ねなくお越しください。

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